設立趣旨

21世紀に入り世の中は益々混沌とし、かつ、複雑化しています。

各国の企業経営は世界が狭くなるにつれて、グローバルに見る目が要求されてきています。

人類は誕生以来数々の経験を基に知識を蓄積し、また、新たなる知識を蓄積しつつあります。

知識を使うには、使うための知恵が必要です。知恵は学習することも出来ますが、その本人固有の経験が大切になります。ナレッジ・マネジメントで言う暗黙知の世界になります。


日本は過去に4回輝いた時期がありました。聖徳太子の外来文字が日本に定着した時代、織田信長の戦国時代ポルトガルなどからの外来文化、文明の受け入れ、明治維新における西欧文化、文明の受け入れ、昭和30年代における西欧文化文明の受け入れとGDPの成長がそれです。日本は輝いた時代の次は内向きの時代に入り沈滞してきました。換言すれば輝いた時代の知識が次の時代の価値創造に繋がらなかったと言えます。

知識はぶつかり会うことが大切で、特に異種の知識の交流は新しい知識を生み出す可能性が高い。換言すればハイブリットの効果である。ハイブリットを生み出す場が必要になります。

世界は科学技術の発展とともに益々狭くなりかつ複雑化してきています。人口の増加現象は続いており、気候の変化環境に及ぼす影響は大きく、あらゆる意味の汚染が広がって来て地球船の住民にたいする許容限度がいずれ限界をこえる事態が来るかも知れません。

食物の供給が需要に追いつかなくなれば大変ですが、人間のもつ知識を総動員して難問に答える必要があります。

日本ナレッジマネジメント学会は平成10年に設立され今日に至っていますが、今こそ知識の活用の研究が必要です。学会は単に研究するだけでなく、広く研究成果を世界と共有し社会に貢献することを目的としています。