メールマガジン

No.34 2010年6月15日発行

日本ナレッジ・マネジメント学会メールマガジン 第34号

 

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日本ナレッジ・マネジメント学会メールマガジン 
第34号  2010/6/15
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編集・発行:日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)事務局

□ 目 次
◆第2回研究発表大会のご案内と発表者募集
◆多様性部会例会スケジュールのお知らせ
◆組織認識論研究部会第1回研究会開催のお知らせ
◆書評「『経営の精神』-我々が捨ててしまったものは何か」
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◆第2回研究発表大会のご案内と発表者募集 
(第2回研究発表大会実行委員長 植木 英雄)

先月のメールマガジン33号でもご案内いたしましたが9月25日(土)
午後、東京国分寺の東京経済大学国分寺キャンパスにて第2回
研究発表大会を開催いたします。
共通テーマは「先進企業における知の創造と経営革新」です。
つきましては、発表者の募集を行いますので振るってご応募くだ
さい。応募要領と応募用紙は以下のURLに掲示しておきますので
ご活用ください。なお、応募の申し込み書は7月16日(土曜)必着で
部会長宛てにお送りください。

以上宜しくお願い致します。

植木英雄
知の創造研究部会長
東京経済大学
h-21ueki@tku.ac.jp
応募要領:http://www.kmsj.org/home/archive/20100925_form.pdf
申込用紙:http://www.kmsj.org/home/archive/20100925_form.doc


◆多様性部会例会スケジュールのお知らせ
 (多様性部会部会長 澤谷みち子)

6月および7月の例会スケジュールをご案内いたします。

6月度例会 6月16日(水) 18:30-20:30
場所:日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 会議室
東京都中央区日本橋室町3丁目1番10号 田中ビル4階
テーマ:ダイバーシティマネジメントとリクルートの女性力

7月度例会 7月21日(水) 18:30-20:30
場所:日本ナレッジ・マネジメント学会事務局 会議室
東京都中央区日本橋室町3丁目1番10号 田中ビル4階
テーマ:女性視点のオフィス造り(仮)
講師:古阪 幸代 氏  WFM Woman's facility management 主宰

例会への参加を希望される方は部会長澤谷(sawaya55@gmail.com)までご連絡ください。

以上、宜しくお願いします。



◆組織認識論研究部会第1回研究会開催のお知らせ
(組織認識論研究部会事務局 喜田昌樹)

来る6月19日に、今年第1回目の組織認識論研究部会を開催いたします。
ふるってご参加ください。

日時:6月19日(土曜日) 13時30分?16時
場所:大阪学院大学 2号館オープンラボ

タイムスケジュール(プログラム)
13:30―14:15(発表30分)
川村稲造(名古屋商科大学)
世界の鉄鋼業界の「事業パラダイム」について
?米中印3カ国比較と日本の業界行動特性?

14:20?15:40(発表1時間)
研究発表

15:40?16:00
今後の計画

連絡先・事務局
大阪学院大学企業情報学部 喜田昌樹
keen39@u01.gate01.com



◆書評 加護野 忠男 著:『経営の精神』-我々が捨ててしまったものは何か」
出版社名:生産性出版
出版年月:  2010年3月
 定価:1890円
ISBNコード 978-4-8201-1932-6 (4-8201-1932-X)
http://bookstore.jpc-net.jp/detail/books/goods003426.html

この本の著者である加護野 忠男 (カゴノ タダオ)氏は、神戸大学
経営学大学院教授で我がKM学会の専務理事でもあり、学会の「組織
認識論研究部会」の部会長もされております。
5月の理事・部会長会議で同部会の喜田昌樹理事から紹介され、森田理
事長よりすばらしい書評を寄せていていただきました。森田理事長の書評
にもありますとおり、ぜひ皆様にもご一読をお勧めいたします。

[目次]

第1章 企業の存在意義を考える(企業とは;経営とは何か;企業
の目的)
第2章 三つの経営精神(市民精神;企業精神;営利精神;三つの
精神のダイナミズム)
第3章 経営精神の実践(市民精神の実践;日本の企業精神;日本
の営利精神;究極の独自能力としての経営の精神)
第4章 経営精神の劣化(経営精神の劣化;なぜ経営精神は劣化し
たのか;株主主権の強制と営利主義の暴走)
第5章 経営精神の復興(アメリカ流アプローチは通用するか;厳
しい競争に身をさらす;事業の絞り込み;経営精神の可視化;経営
者の自信回復;企業へのコミットメントを高める;会社統治制度の
再改革;経営教育の見直し)
(以上 編集担当 松本 優)

・「経営の精神」書評
(日本ナレッジ・マネジメント学会理事長 森田松太郎)

加護野先生の「経営の精神」を読ませて頂いた。
我々が捨ててしまったものは何かという副題にあるように、現在の
企業経営で失ったものにたいする警鐘が書かれている。かって大阪
でKMの部会が開かれたとき、先生は「経営は気合いだ」と言われ
たが本書では日本の経営で一番欠けた物は精神の強さであると指摘
されている。
企業の経営だけでなく政治の世界に於いても「気合い」が欠けている
ようにおもわれる。
つぎに利益のみを追求する経営に対し懐疑的で利益は手段であり企
業活動の結果であると指摘している。その例として松下幸之助、稲
森和夫、出光佐三、小倉昌男の例をあげている。結果的にワンマン
経営の方が経営にたいする気合いの入れ方が違うと言う指摘です。
又コア事業に集中する強さについて多角経営より本業に売上比率の
高い企業の成績が優れていると指摘している。例えばヤクルトなど
を挙げている。コア事業に経営資源を集中出来るメリットをあげて
いる。

経営の日本的な解決策として、次の7項目をあげている
1, 厳しい競争による起業家精神を高める
2, 事業の絞り込み
3, 経営精神の可視化
4, 経営者の自信回復
5, 従業員の企業へのコミットメントを高める
6, 行きすぎた営利精神を健全化する
7, 教育制度の見直し

先生の本では日本人の忘れた美徳、例えば便所掃除の効果などにつ
いて述べている。掃除については、松下幸之助もその重要さについて
述べている。
日本人は企業経営について自信を取り戻す為の示唆に富んでいるの
で是非一読されることを強く勧めるしだいである。

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